今回はマーティンミュージアム篇です。
マーティンファクトリー内に昨年の暮れにオープンした博物館は名前の通り、マーティンギターの歴史を順を追って垣間見ることが出来るようになっています。
貴重なギターコレクションが沢山!!喉から手が出るほど触りたい〜まあ写真でしか見たことがないギターを間近で観れたのだから我慢するとしましょう・・・・
なんとミュージアムはCEOのクリス・マーティン自らが案内してくれました。朝早くからありがとうございました!!

年代順にブロックが分かれておりそのブロックごとに熱心に解説してくれるクリス・マーティン!!
このブロックは初代のクリスチャン・フリードリッヒ・マーティンがウィーンでシューベルトにギターを作っていたヨハン・シュタウファーに弟子入りしてギター製作を始めたばかりの頃のものです。ちなみに初代マーティンは1826年に故郷のドイツに戻る頃にはシュタウファーの工房長になるほど腕をあげていたそうで・・・

マーティンの故郷ドイツの田舎の当時の様子が伺える絵・・・のどかな感じですね・・・


写真は当時からギターに施されていた組木細工の様々なパターンとシュタウファースタイルの特徴的な優美なヘッドに合わせた専用のペグ(糸巻き)
このペグは製造にとても手間がかかるそうで・・・そりゃそうだろう・・・手が込んでいますヨこのパーツは・・・そういった理由もあってもっとシンプルなヘッドスタイルに移り変わって行くわけです・・・・

こんな感じにネ!!スロッテッドヘッドスタイルです。
当時の特徴的なケース・・コフィンケース(通称棺桶)に入れられた渋カワイイ子です!!
今回は初代マーティンさんがNYに移民する直前・・1833年にマーティン社を立ち上げる以前のコレクションの紹介でしたとさ・・・